豪華装丁本 -わたしたちが大切にしていること-
 
時代はどんどん進化して、最近では紙の本よりも電子本が増えてきています。 
プライベートでは、私たちも時代に合わせて生活スタイルを変化させています。
しかし、手で本を作り上げていくという歴史と技術を大切にしている私たちにとっては、紙の本が減ることは寂しくもあり悲しくもあります。

そこで、私たちと同じように紙の本が大好きなあなたに、私たちにできる精一杯のご提供をさせていただきたいと思いつきました!

私たちが服を着替えるように、大切な本の表紙を着替えることで、大切な本にもご褒美を与えてみませんか?
私たちは表紙を取り替えるだけでなく、大切な本を丈夫に手直しをしてから、布や本皮で表紙を変身させていただきます。
またご希望であれば、本の題名を箔押しといって金箔であしらうなど、更に見栄えの良い豪華な本に仕上げさせていただきます。
 
まずはお気軽にお問合せください。  お待ちしております!
 
 


     
  【奇跡のコース・豪華装丁へ

もともとの本は印刷表紙・背丸上製本仕様。
この本を革装へと装丁をし直します。
大事に読んでいるのが解る本なので、作り手も心を込めて仕上げます。
   
  【本革

今回は依頼主様と相談の上、本革を購入。革表紙にします。
在庫の革で有れば安く付くのですが、依頼主様の要望もあり、
革を購入しました。 本革250DS ¥19.000-

在庫の本革を使用する場合は ¥5.000-
     
  【本の解体

本をバラします。
本文紙を破らないように形を整えながらバラします。

かがり糸が切れていると16pごとに分け再度糸を入れる作業をします。
本の痛み具合で修復作業も兼ねて、手作業で行います。
     
  【花布・スピン・背固め】

背中に残っているボンド、寒冷紗、地券紙を一旦綺麗に取り除き、
あらたに膠をぬり、寒冷紗、地券紙、花布、スピン等を貼っていきます。
 
     
  【背ベルト

本来の背ベルトは、かがりの仕様で背がでるものですが、今の本のかがりは、
機械で行われている為、背ベルトはあえて作る事になります。
地券紙を貼った上からもう一枚の地券紙の長辺端にボンドをぬり再度貼ります。
その上に背ベルトを貼ります。
後で貼る革がしっかり定着するように、ここで背ベルトの高さと使用する革の
伸び具合をしっかり計算して貼ります。
     
   【ととのえ

本が開きやすくなるように、背ベルトの端をペーパーで削ります。
一冊ずつ、背ベルト一つずつ、丁寧に削ります。
     
  【芯ボール

芯ボールは背に来る部分を斜めにヤスリでこすります。
開きを良くするのと背ベルトの革がしっかり固定する為に表紙裏表の、
芯ボール共にヤスリをかけます。。
     
    【取付け

芯ボールを取付けます。
本来は綴じ紐にボールを取付けるのですが、ここでは寒冷紗の一部に
糊をぬり芯ボールが折丁の耳に対して90度になっているかを確認します。
ずれていれば再度調整して90度になるようにします。
表紙裏表共に同じ作業をします。
     
    【かぶせ

背にあたる革の一部に糊をぬるか、本の背に糊をぬり革を引く。
親指のつけ根のふくあrみを使って、上から下へ本の背とボール芯に、
良く押し付ける。
     
  【かぶせ引き

天地と左右中心の位置に注意します。
この時に引きすぎないように注意。
背ベルトの高さが高すぎると最終的な形が変わるので要注意。
革を引きすぎると革のシボが消えてしますので慎重に作業します。
この後背ベルトペンチを使って背ベルトの形を整えます。
     
  【形取り

本来は背ベルトを紐で縛ります(横写真・一番下の背ベルトのように)。
ですが、革を痛めるのが嫌なので、私は写真のように違うもので縛ります。
この状態で一日寝かせます。

「ゆっくりやすんで綺麗におなりーっ」。
     
  【寝かせ後

ゆっくりおやすみしたので、綺麗にしあがっていますね。
ここでも写真がありませんが、背ベルトペンチでしっかり形を整えます。

     
  【革漉き

背に貼る革を厚み0(ゼロ)に近づけます。
0(ゼロ)は無理なので、できるだけ近づけます。
     
  【背漉き

革を貼る部分の背を漉きます。
漉きすぎない、他に傷をつけないよう細心の注意が必要です。
ここで失敗すると、今までの作業が全て水の泡となります。
全てが手作業の為、全ての工程で細心の注意が必要となります。
体調が悪い時、他の考え事をしている時などにする事はもってのほか!!
どの工程もそうですが、全ての神経を集中させて作業をします。
 
     
  【背革貼り

最初に漉いた革を本の背にはります。
貼った後はフィレでミキリをつけます。
     
  【ボール芯漉き

表紙に使用する革の四隅は漉いてますが、それでも厚みがあります。
表紙の折り曲げの形が出来るだけ、いかないようにボール芯も漉きます。
この作業はここでしなくても、芯ボールを削るときに一緒にしておいても
楽です。
     
  【ボール芯漉き

こんな感じに漉きます。
この漉いた部分に表から折り曲がって来た革がちょうど合うように。
     
  【折り曲げ

表紙の折り曲げをします。
背の部分は写真のように折り曲げます。(少し解りにくいですか)。
この作業もかぶせ引きをした時に同時に行ってもかまいませんが、
私の場合は背をしっかり付けたいのでここでの作業となります。
   
  【金箔

箔押しをします。金箔を用意します。
今回は本金を使用しましたが、安く上げるには普通の金箔を押します。
     
  【箔押し

金箔を背の部分に置き、熱を入れた箔押しの道具で箔をおします。
革の質と温度でかなり出来上がりが変わります。
ここでも一発勝負です。
予め【革漉き】の工程が終わった後、先に押す方が失敗してもやり直せます。
     
  【箔押し

上手くできあがりました。
     
  【表紙裏貼り

表紙の革の四隅を漉き、芯ボールも漉きましたが、それでもまだ
段差が有る時は裏貼りをします。
表紙の反り返し防止にもなります。
     
  【表1箔押し

本の表1部分に箔押しをします。
今回、この部分は金版を製作、手動箔押しで押しました。
ここでも、失敗すれば一からやり直すことになります。

金版代 A5判約半分の面積 ¥5.000-
     
    【箔押し仕上げ

ピンバイスで綺麗に仕上げます。
     
  【豪華本装丁変更の制作費用

【基本料金】 ¥15.000-
【箔押代金】 ¥5.000-
【金版代金】 ¥5.000-

本革-AYA- Black(黒)・Brown(茶)・Blue(紺)の3色から選んで頂けます。
   
     
    【豪華本装丁変更の制作費用とご注文の流れ】
戻る    
STORsへ戻る 基本料金 ¥15.000-で、黒・茶・紺のお好きな革をお選び頂きます。背の革は茶色系にお好きな文字を箔押し致します。
TOP.PAGEへ戻る   箔押しの色は金箔または銀箔または空押し(色が無い箔押しの事)の3種からお選び頂きます。
    表1(表紙の表部分)の箔押しは無しです。 この仕様で¥15.000-(税込み)その他の費用はかかりません。
 
  箔押代金 表1(表紙の表部分)に箔押しをする場合に必要な金額です。(箔押しの色は上記同じく3種からお選び下さい)
 
  金版代金 表1(表紙の表部分)に箔押しをする場合、金版を作ります。その為に必要な金額です。
 
  注意事項  表1(表紙の表部分)に箔押しをする場合はその文字等のデーターが必要です。(AI CS5迄)
    背中の文字のフォントは・センチュリーオールド18ptとなります。 
    その他、不明な点はお問合せ頂けますようお願い致します。